新入荷

【新入荷】

気まぐれ美術館  洲之内 徹
絵のなかの散歩  洲之内 徹
十二の遍歴の物語  ガルシア マルケス
悪い時  ガルシア・マルケス
徹かくなる憂い―草間弥生詩集
(H)EAR―ポスト・サイレンスの諸相 佐々木 敦

監督ハワード・ホークス「映画」を語る ハワード ホークス
ビクトル・エリセ  金谷 重朗 遠山 純生
レオス・カラックス  鈴木 布美子
ル・コルビュジエ―建築・家具・人間・旅の全記録

おすすめの漫画

ママはテンパリスト　東村アキコ

古本屋のアルバイトがおすすめするにはもう既に売れすぎていて若干不本意なのですが、面白いので紹介します。この漫画は東村アキコが息子ごっちゃんを育てていく過程をそのまま漫画にしたという聞いただけだとよくありそうなシチュエーションなんですが、ごっちゃんのアナキズムとヒロイズムを兼ね備えた思考回路、言葉選びのセンスに同じく激務の為か正常な判断能力を失った東村アキコとの戦いを描いた傑作です。その傑作たる所以なんですが、岡田あーみんのギャグ漫画のような狙ったのかどうなのかわからないけど完璧な一コマというのがあってそのコマが寝る前に思い出されてもう一度笑えるところでしょうか。エッセイ漫画としてはちびまる子ちゃん以来の衝撃を受けました。事実をそのまま伝えている事もあって「いやみがなくて面白い」です。ちなみにテンパリスト・ベイビーズというごっちゃんに焦点をあてた幼稚園でのお話の方もあるんですがこちらはフィクションなので質落ちます。

屋根の上の魔女　武富健治

こちらも今更こう紹介するのはおこがましいのですが「鈴木先生」という神漫画を描いている武富先生の初期短篇集です。鈴木先生を読んでいると「ああ鈴木先生の人の漫画だ」と思えるのですがはじめて読んだ方はエヴァンゲリオン観た後くらい暗い気持ちになるのではないでしょうか。武富先生の掲げる揺ぎ無きコンセプトとして人間の深層心理に迫る、というのがありますが迫りすぎて目が痛くなります。もうなんか、出てくる人みんなナイーブで深読み甚だしい。甚だしいけどみんなに自分が投影されている気がして目が離せません。短篇の一つにサッカー漫画がありますがこんな暗いサッカー漫画みたことないです。

松井

新入荷の本

【新入荷】
プルースト評論選　文学篇・芸術篇　全2冊揃　ちくま文庫
黒んぼたち・女中たち　ジャン・ジュネ
美しい水死人―ラテンアメリカ文学アンソロジー ガルシア‐マルケス
青い犬の目―死をめぐる11の短篇 ガルシア マルケス
キャナリー・ロウ―缶詰横町 ジョン・スタインベック
証言構成『ポパイ』の時代  赤田 祐一
同色対談 色っぽい人々 松岡 正剛

明日の予定

【古本フリマ】

明日の9月27日に高円寺・素人の乱12号店で行われる
古本フリマに個人的に出店します。

13時から開始です。
本以外のＣＤなども販売する予定です。

せきね

新入荷の本

【新入荷】

やさしい釦 ガートルード・スタイン
七つのダダ宣言とその周辺　トリスタン･ツァラ
ボードレール批評　全四巻完結　シャルル・ボードレール 　ちくま学芸文庫
ボードレール全詩集 全二巻完結　シャルル・ボードレール ちくま文庫
存在と無　全三巻完結　ジャン=ポール サルトル　ちくま学芸文庫
潤一郎ラビリンス　全16巻完結
美貌の青空 土方 巽